腕時計の構成について

こんにちは。すけようすと申します。

腕時計の魅力を紹介しています。

腕時計の魅力をより深堀りするには、腕時計の構成要素を知って各メーカーの設計・デザインのコンセプトを知ることだと思います。

そこで今回は、腕時計を構成要素についてまとめてみたいと思います。

ケース

後述するムーブメントや文字盤を収めるものです。

材質やデザインも様々なものがあり、同じ材質でも仕上がりの違い等、見た目の印象が大きく変わる要素になります。

(一番分かりやすいのは形ですかね。)

風防

後述するムーブメント・文字盤を保護するためのカバーです。

材質はプラスチックや耐傷性が高いサファイヤクリスタルが使われていることが多いです。

パッと見た印象はあまり変わらないように思います。

ただプラスチックのほうは、使用していて気が付かない内に傷ついていたり、キレイに保つには注意が必要だと感じます。

ベゼル

風防を固定するために風防の周りに取り付けられる枠のことです。

時間を計測する為の目盛りがあったり、デザイン性が多いものも数多くあります。

素材も様々でケースと別の素材を使ったり、見た目の印象にも大きく関わる構成要素と言えます。

代表的なものであると、クロノグラフ(ストップウォッチ機能がついた時計)にはタキメーターという速度を計測する為の目盛りが刻印されたベゼルが多いです。

他にも、ダイバーズウォッチには、潜水時間を計測する為の回転ベゼルが採用されているものが多いです。

文字盤(ダイヤル)

時間を表示するための目盛り・時間を指す針等で構成されるものです。

時計の種類によって、日付や曜日の表示があったり、ストップウォッチ機能が搭載された時計であると計測用の秒針や分針などが時刻表示と別にあったりします。

カラーやデザイン、材質等が多岐に渡り、腕時計のデザインの肝にもなる部分です。

ムーブメント

時計を動かす為の機構ユニットのことを指します。

こちらは機能・性能に関わる部分がメインです。

ただ、後述する裏蓋がシースルーのものであると、中のムーブメント部分を見ることができ、見た目や仕上げのキレイさ等も消費者側は感じる部分になると思います。

小さな腕時計の中に多くの部品があり、ムーブメントの性能やデザインが腕時計メーカーの技術力を象徴しています。

機能が多いほど、当然部品点数も増え、機構が複雑になっていくので高い技術を要します。

数多くの腕時計メーカーの中でも、ムーブメントを自社で開発・製造できるメーカーは限られており、そのほとんどは高級時計と言われる価格帯のメーカーです。(高いのは卓越した技術を要していることもあるんですね。)

ムーブメントは専門でムーブメントを作っているメーカーがあり、多くの腕時計メーカーは、そう言ったムーブメントメーカーで作られたムーブメントを使用しています。

腕時計が好きな方の中には、このムーブメントが好きな方も多くいらっしゃります。

インナーケース

ケース内に収められている、ムーブメントを覆うケースのことを指します。

目的は防塵・防水性を高める為であったり、耐磁性能を高める為にあります。

(シースルーの裏蓋の場合は無いです。)

裏蓋(ケースバック)

ケースの裏側を保護する蓋のことです。

既に前述している部分もありますが、中の機構が覗けるようにシースルーになっているものとケースと同じ素材で固定されているものがあります。

シースルーのものは、主にムーブメントが見られる目的です。

ケースと同じ素材で固定されているものは、前述するインナーケース等と併せ、防塵・防水性や耐磁性を担保するための目的による所が多いです。蓋にデザインが施されていたりするものも多いのでシースルーのものとは違ったデザイン性を楽しめるものも多くあります。

まとめ

上記はざっくりとした構成になります。細分化するとまだまだ全然説明しきれていないと思いますが、時計メーカーのホームページ等を見て、よく出てくる名称等をメインにまとめました。

各構成についての詳細は別途まとめて行きたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

少しでも時計に興味を持って頂けたら幸いです!

説明の写真で使用した腕時計は私の所持品ですが、私の所持している腕時計も紹介していますので、良ければ紹介記事も読んでみて下さいね!

腕時計紹介:Cartier「サントス ドゥ カルティエ」

腕時計紹介:ZENITH「デファイ エル・プリメロ21」

腕時計紹介:NOMOS GLASHUTTE 「タンジェント ネオマティック」

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